※本ページにはアフィリエイト広告(Amazonアソシエイト・プログラム)を含みます。紹介している書籍は日本スポーツ協会(JSPO)が公表する参考書籍一覧および公式テキストであり、広告の有無にかかわらず内容は変わりません。
手元にあるAT試験の教科書、何冊ありますか。6冊なら、足りていない可能性があります。
JSPO-AT新カリキュラムの専門科目は9科目。ところがJSPOが発行しているテキストは6冊しかありません。残り3科目のテキストは、学校によっては購入を指定しないことがあります。その結果、6冊だけを手元に、9科目分の試験に臨むことになってしまう方がいます。
なぜ6冊と9冊に分かれるのか
発行元が違うからです。JSPOが自分で作っているのは6冊だけ。残り3科目については、こう明記しています。
カリキュラムのうち次の3科目は医・科学に関する基礎的な内容であり既存の専門書籍で代替可能であることから、専門科目テキストとしては作成しておりません。
——日本スポーツ協会「2022年カリキュラム専門基礎科目 参考書籍一覧」(2024年4月1日現在)
「既存の専門書籍で代替可能」——つまり各自で用意してくださいということです。JSPOの6冊は養成講習会や学校を通じて購入する流れが決まっているぶん、確実に手元に届きます。一方で残り3科目は市販の書籍なので、学校が指定しなければ、自分で気づいて買うしかありません。ここで差がつきます。
| 専門科目テキスト | 専門基礎科目テキスト | |
|---|---|---|
| 冊数 | 6冊 | 3冊 |
| 発行 | 日本スポーツ協会(JSPO) | 文光堂 |
| 買える場所 | JSPO直販のみ | 書店・Amazon |
| 手に入りやすさ | 講習会・学校経由で購入する流れがある | 指定されないと気づきにくい |
3科目とも、試験に出ます
テキストが無いからといって、出題されないわけではありません。日本スポーツ協会の検定試験実施要項には、基礎科目の出題内容がこう書かれています。
<基礎科目>①人体の解剖と機能 ②スポーツ科学 ③スポーツ医学 ④JSPO-ATの役割 ⑤検査・測定と評価 ⑥アスレティックトレーナーとしての基礎的知識
——日本スポーツ協会「公認アスレティックトレーナー専門科目検定試験実施要項」
①②③——先頭の3つが、まさにJSPOがテキストを作っていない3科目です。基礎科目は80問120分。そのうちの相当な割合が、この3科目から出題されることになります。
「買っていなくて落ちた」という報告があります
ATネットワークには、新カリキュラム受験者の方から出題内容のレポートが届いています。そこに、こんな回答がありました。
基礎を一度落とした時は専門基礎テキストを買っておらず、新カリテキストだけでは網羅できなかったところが解けずダメだった
——新カリキュラム合格者の声
この方は、その後3冊を揃えて合格されています。実力の問題ではなく、手元に無い範囲が出たから解けなかった——防げたはずの失点です。受験料は基礎・応用あわせて22,000円、片方だけの再受験でも11,000円かかります。3冊の合計13,640円と比べてみてください。
手元にあるか確認してみてください
次の3冊です。すべて文光堂の「アスレティックトレーナー専門基礎科目テキスト」シリーズで、書店やAmazonで買えます。
| 巻 | 書名 | 対応する試験科目 | 価格(税込) |
|---|---|---|---|
| 第1巻 | 運動器の機能と構造-スポーツ動作の機能解剖- | 人体の解剖と機能 | 4,400円 |
| 第2巻 | スポーツ科学概論 | スポーツ科学 | 4,400円 |
| 第3巻 | スポーツ医学概論 | スポーツ医学 | 4,840円 |
この3冊は、JSPOが公表している参考書籍一覧で各科目の筆頭に挙げられているものです。同じ一覧には他の参考書も載っていますが、1冊6,380円〜11,000円と高額なうえ範囲も広く、試験対策として過不足なく揃えるならこの3冊が現実的です。各巻の内容やページ数は専門基礎科目テキスト3冊の詳細ページにまとめています。
すでに持っている本で代替できる場合もあります
必ずしも新品で3冊買う必要はありません。JSPOはこう明記しています。
検定試験は特定の参考書籍からの出題ではなく、普遍的な知識について問う試験となりますので、参考書籍をもとに普遍的な知識を学んでいただければと思います。
——日本スポーツ協会「2022年カリキュラム専門基礎科目 参考書籍一覧」
養成校や大学で解剖学・運動生理学の教科書をすでに使っているなら、その科目はそれで代替できます。確認したいのは「3科目分の土台が手元にあるか」であって、この3冊を買うこと自体が目的ではありません。ただしスポーツ医学概論だけはJSPO公式一覧に他の選択肢が挙げられていないので、代わりが無いなら優先度は高くなります。
なお、参考書と専門科目テキストで表現が食い違う場合は、JSPO-AT専門科目テキストの表現に合わせて学習するようJSPOが案内しています。基準はあくまでJSPOのテキスト側にあります。
そろえたら、次は問われ方に慣れる
3冊そろえても、読むだけでは点になりません。合計840ページの中から、どこがどう問われるかは自分で予測するしかないからです。実際、新カリキュラム理論試験の合格率は2025年春18%・秋20%。五肢択二という2つとも当てないと得点にならない形式も含まれます。
- AT予想問題集 新カリキュラム対応版——専門基礎3科目を含む全9科目の予想問題集です。3科目だけの「基礎3科目セット」もあります
- AT試験の教科書は全部で9冊|値段・買える場所・買う順番——専門科目6冊を含めた全体像と、それぞれの買い方をまとめています
まずは手元の教科書を数えるところからです。6冊で止まっているなら、足りない3科目がどれかを確認してください。

※このページの情報は2026年8月時点のものです。価格は変更される場合がありますので、購入前にご確認ください。
この記事は一般社団法人ATネットワークが作成しています。JSPO公認アスレティックトレーナーの受験対策事業として、受験対策書籍の発行・オンライン模擬試験の実施・過去問解答予想の公開を行っています。
一般社団法人ATネットワーク
受験対策事業部
