※本ページにはアフィリエイト広告(Amazonアソシエイト・プログラム)を含みます。紹介している書籍は日本スポーツ協会(JSPO)が公表する参考書籍一覧および公式テキストであり、広告の有無にかかわらず内容は変わりません。
教科書を揃えようとしてAmazonで検索しても、目当ての本が出てこない——最初につまずくのがここです。JSPO公認アスレティックトレーナー(JSPO-AT)の2022年新カリキュラムで、専門科目に必要な教科書は9冊・合計40,260円(紙版・税込)。そのうち6冊は書店にもAmazonにも並びません。日本スポーツ協会(JSPO)から直接買う必要があります。このページでは、JSPOが公表している一次情報(テキスト販売価格一覧・参考書籍一覧)をもとに、必要な教科書の全リスト・値段・買える場所・買う順番を整理します。
【結論】必要な教科書は9冊・合計40,260円
新カリキュラムの専門科目は9科目あり、教科書は大きく2種類に分かれます。JSPOが発行する「専門科目テキスト」6冊と、文光堂が発行する「専門基礎科目テキスト」3冊です。まず全体像を確認してください。
| 区分 | 書名 | 価格(税込) | 買える場所 |
|---|---|---|---|
| 専門科目1 | アスレティックトレーナーの役割 | 4,400円 | JSPO直販のみ |
| 専門科目2 | 安全・健康管理およびスポーツ外傷・障害の予防 | 5,060円 | JSPO直販のみ |
| 専門科目3 | コンディショニング | 4,400円 | JSPO直販のみ |
| 専門科目4 | リコンディショニング | 5,060円 | JSPO直販のみ |
| 専門科目5 | 救急対応 | 4,400円 | JSPO直販のみ |
| 専門科目6 | 検査・測定と評価 | 3,300円 | JSPO直販のみ |
| 専門基礎1 | 運動器の機能と構造-スポーツ動作の機能解剖- | 4,400円 | 書店・Amazon可 |
| 専門基礎2 | スポーツ科学概論 | 4,400円 | 書店・Amazon可 |
| 専門基礎3 | スポーツ医学概論 | 4,840円 | 書店・Amazon可 |
| 合計 | 40,260円 |
※価格は2026年8月時点。JSPO発行分は2023年8月15日改定の販売価格一覧、文光堂発行分は同社の定価によります。購入時に最新の価格をご確認ください。
なぜ専門科目テキスト6冊はAmazonで買えないのか?
売り切れでも絶版でもありません。JSPOの専門科目テキストは、そもそも市販の流通に乗っていないからです。買えるのはJSPOへの直接注文だけ。「どこにも売っていない」と探し回る前に、次の手順で注文してください。
- MyJSPOにログインする——日本スポーツ協会の公式サイトからアカウントにログインします
- 「指導者マイページ」から注文する——養成講習会用テキストの注文メニューに進みます
- 支払い方法を選ぶ——クレジットカードまたはコンビニ決済が利用できます
学校や書店としてまとめて注文する場合は、専用の注文フォームから申し込み、銀行振込で支払う形になります。詳細はJSPO公式の「指導者用テキスト・書籍」ページを確認してください。
意外と知られていない——専門科目テキストには電子版がある
6冊とも電子版があります。 これは意外と知られていません。6冊すべてを電子版で揃えると18,700円。紙版(26,620円)より7,920円安く済みます。持ち運びやすさと検索のしやすさも考えると、選択肢に入れる価値は十分あります。
| 専門科目テキスト | 紙版 | 電子版 |
|---|---|---|
| 第1巻 アスレティックトレーナーの役割 | 4,400円 | 3,080円 |
| 第2巻 安全・健康管理およびスポーツ外傷・障害の予防 | 5,060円 | 3,520円 |
| 第3巻 コンディショニング | 4,400円 | 3,080円 |
| 第4巻 リコンディショニング | 5,060円 | 3,520円 |
| 第5巻 救急対応 | 4,400円 | 3,080円 |
| 第6巻 検査・測定と評価 | 3,300円 | 2,420円 |
| 6冊合計 | 26,620円 | 18,700円 |
ただし、電子版は書き込みや付箋での参照がしにくい面もあります。試験直前に要点を確認する使い方が多い方は、紙版と併用するか、後述する要点集を活用する方法もあります。
残り3科目にはJSPOのテキストが無い——参考書籍から選ぶ
「人体の解剖と機能」「スポーツ科学概論」「スポーツ医学概論」——この3科目には、JSPOのテキストがありません。理由はJSPO自身が明記しています。
カリキュラムのうち次の3科目は医・科学に関する基礎的な内容であり既存の専門書籍で代替可能であることから、専門科目テキストとしては作成しておりません。
——日本スポーツ協会「2022年カリキュラム専門基礎科目 参考書籍一覧」(2024年4月1日現在)
そのうえでJSPOは、各科目の参考書籍を公式に示しています。その筆頭に挙げられているのが、文光堂の「アスレティックトレーナー専門基礎科目テキスト」全3巻です。以下がJSPO公表の参考書籍一覧です。
1.人体の解剖と機能
| 書籍名 | 出版社 | 価格(税込) |
|---|---|---|
| アスレティックトレーナー専門基礎科目テキスト1 運動器の機能と構造-スポーツ動作の機能解剖- | 文光堂 | 4,400円 |
| からだがみえる 人体の構造と機能 | MEDIC MEDIA | 4,290円 |
| エッセンシャル・キネシオロジー 機能的運動学の基礎と臨床(原書第3版) | 南江堂 | 6,380円 |
2.スポーツ科学概論
| 書籍名 | 出版社 | 価格(税込) |
|---|---|---|
| アスレティックトレーナー専門基礎科目テキスト2 スポーツ科学概論 | 文光堂 | 4,400円 |
| スポーツと運動のバイオメカニクス | メディカル・サイエンス・インターナショナル | 9,350円 |
| カラー運動生理学大事典 健康・スポーツ現場で役立つ理論と応用 | 西村書店 | 10,780円 |
| パワーズ運動生理学 体力と競技力向上のための理論と応用 | メディカル・サイエンス・インターナショナル | 11,000円 |
3.スポーツ医学概論
| 書籍名 | 出版社 | 価格(税込) |
|---|---|---|
| アスレティックトレーナー専門基礎科目テキスト3 スポーツ医学概論 | 文光堂 | 4,840円 |
※上記はJSPOが公表する参考書籍一覧(2024年4月1日現在)です。価格は2026年8月時点の各社定価です。
この3冊(アスレティックトレーナー専門基礎科目テキスト)については、各巻の内容・ページ数・対応する試験科目を専門基礎科目テキスト3冊の詳細ページで詳しく解説しています。
参考書は全部買う必要があるのか?
全部買う必要はありません。 JSPO自身が、試験と参考書籍の関係をこう明記しています。
検定試験は特定の参考書籍からの出題ではなく、普遍的な知識について問う試験となりますので、参考書籍をもとに普遍的な知識を学んでいただければと思います。なお、一部の参考書籍においては、JSPO-AT専門科目テキストと表現が異なるものがあれば、JSPO-AT専門科目テキストに合わせて学習してください。
——日本スポーツ協会「2022年カリキュラム専門基礎科目 参考書籍一覧」
ここで重要なのは後半です。参考書と専門科目テキストで表現が違う場合は、専門科目テキストに合わせる——つまり基準はあくまでJSPOの専門科目テキストにあります。参考書は「基礎を理解するための土台」として使うものであり、試験の正解の根拠になるのは専門科目テキストの記述です。
何から買うべきか——現実的な優先順位
予算には限りがあるので、優先順位をつけて揃えるのが現実的です。価格と試験範囲との対応から考えると、次の順番になります。
- 専門科目テキスト6冊(26,620円)——試験範囲そのもので、代替がありません。ここは必須です。予算を抑えるなら電子版(18,700円)という選択肢もあります
- 専門基礎科目テキスト3冊(13,640円)——JSPO公式一覧の筆頭に挙げられており、3科目それぞれに1冊ずつ対応しています。他の参考書は1冊6,380円〜11,000円と高額なため、3科目を最も安く・過不足なく揃えられるのがこの3冊です
- その他の参考書(必要に応じて)——解剖や運動生理学が苦手で、もっと図解や詳しい解説が欲しい場合に追加を検討します。全科目分を買い揃える必要はありません
なお、すでに養成校や大学で使っている教科書がある場合は、それが参考書籍一覧に含まれていないか確認してください。重複購入を避けられます。
もう1冊ある——共通科目の「リファレンスブック」
ここまでは専門科目の教科書の話ですが、JSPO-AT資格の取得には専門科目に加えて共通科目(150時間)の履修も必要です。その共通科目のテキストが「リファレンスブック」(4,840円/電子版3,520円)で、共通科目I〜IVの内容を1冊にまとめたものです。
見落とされやすいのは、理論試験の出題科目に「アスレティックトレーナーとしての基礎的知識」「同・応用的知識」という枠がある点です。これは専門科目テキスト6冊のどの巻名とも対応していません。つまり専門科目の9冊を揃えても、そこだけは埋まらないということになります。
実際、受験された方からもこんな声が届いています。
くまなく教科書を読み込む。リファレンスブックも有効。旧カリばかりしても効果として薄い。
——新カリキュラム合格者の声
共通科目は受講するコースによって扱いが異なります(大学等のATコース履修者は免除される場合があります)。自分の受講コースで必要かどうかを確認したうえで、必要であればリファレンスブックも準備しておくと安心です。
よくある質問
専門科目テキストはAmazonや書店で買えますか?
買えません。JSPOへの直接注文(個人はMyJSPOの指導者マイページから)のみです。一方、文光堂の専門基礎科目テキスト3冊は一般の書店・Amazonで購入できます。
旧カリキュラムの教科書は新カリキュラムで使えますか?
使えません。旧カリキュラムの専門科目テキストは第1巻〜第9巻の構成で、科目立てが新カリキュラムとは異なります。新カリキュラムを受験する場合は、2022年カリキュラム対応版を揃えてください。表紙に「【2022年カリキュラム対応】」と記載があるものが該当します。
電子版と紙版、どちらを選ぶべきですか?
予算を抑えたい方・持ち運びや検索を重視する方は電子版(6冊で18,700円・紙版より7,920円安い)が向いています。書き込みや付箋で参照しながら学習したい方は紙版が向いています。学習スタイルに合わせて選んでください。
教科書を全部揃えれば合格できますか?
教科書は試験範囲そのものなので必須ですが、それだけでは足りないのが現実です。理由は次のセクションで説明します。
教科書を揃えたあと、次にやること
9冊揃えれば安心、とはいきません。教科書を読むことと、試験で点を取ることは別だからです。理由は3つあります。
- 範囲が広い——9冊・約4万円分の内容から、基礎80問・応用80問(各120分)が出題されます
- 問われ方が特殊——五肢択一に加えて五肢択二があり、2つとも正解しないと得点にならない形式です。読んで理解しているつもりでも、選択肢の形で問われると迷います
- 過去問と解答が非公開——新カリキュラムでは問題・解答とも公開されていません。「どこが、どう出るか」を自分で推測するしかありません
実際、日本スポーツ協会の公表データによると、新カリキュラム理論試験の合格率は2025年春18%・秋20%で、5人に1人しか合格していません(旧カリキュラムの2025年度は全体67%)。教科書を持っていることは全員の前提であり、そこから先で差がつきます。
そこでATネットワークでは、教科書と併用する教材を用意しています。
- AT予想問題集 新カリキュラム対応版——専門科目テキストの記述に準拠して作成した予想問題集です。五肢択一・五肢択二の形式で、教科書の内容が試験でどう問われるかを演習できます。9科目・1,431問を収録しています
- AT Handbook 新カリキュラム対応版——9冊分の要点を手帳サイズの1冊にまとめたものです。9冊を持ち歩くことはできませんが、これなら通学・通勤中や試験当日にも確認できます
- AT オンライン模擬試験 新カリキュラム対応版——本番と同じCBT形式で、時間配分と現在地を確認できます
勉強の進め方については新カリキュラムの勉強方法のページで、試験までの残り期間別に整理しています。あわせてご覧ください。

出典
- 日本スポーツ協会「公認スポーツ指導者養成講習会用テキスト販売価格一覧(個人、学校・書店等)」2023年8月15日〜
- 日本スポーツ協会「公認アスレティックトレーナー 2022年カリキュラム専門基礎科目 参考書籍一覧」2024年4月1日現在
- 日本スポーツ協会「指導者用テキスト・書籍」ページ
- 各出版社(文光堂・MEDIC MEDIA・南江堂・メディカル・サイエンス・インターナショナル・西村書店)の公表定価
このページの情報は2026年8月時点のものです。価格・書籍のラインナップは変更される場合がありますので、購入前に各販売元で最新の情報をご確認ください。
この記事は一般社団法人ATネットワークが作成しています。JSPO公認アスレティックトレーナーの受験対策事業として、受験対策書籍の発行・オンライン模擬試験の実施・過去問解答予想の公開を行っています。
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