結論から言うと、JSPO-ATの理論試験(CBT)は手続きのルールを知らないだけで「欠席扱い=不合格」になってしまうことがあります。この記事では、日本スポーツ協会(JSPO)の公式実施要項をもとに、会場予約の変更期限・キャンセル(欠席)の扱い・当日の注意点を整理します。どれも「事前に知っておけば防げる」ものばかりです。落ち着いて一つずつ確認していきましょう。

会場予約の変更はいつまでできる?

結論として、受験日時の変更は受験予定日の3日前の23時59分まで可能です。この期限内であれば回数制限なく変更できます。ただし2日前からは一切変更できません。たとえば受験予定日が土曜日なら、変更できるのは水曜日の23時59分まで。木曜日になると、もう日時を動かせません。予定が流動的な方は、まず余裕のある日時で予約し、確定してから前倒し・後ろ倒しする——という使い方が安全です。「あとで変えればいい」と思っていても、2日前を過ぎると選択肢がなくなる点を覚えておきましょう(日本スポーツ協会の実施要項より)。

受験予定日までできること
3日前 23:59まで日時の変更が可能(回数制限なし)
2日前〜当日変更不可。受験しなければ欠席扱い

キャンセル(欠席)はどう扱われる?連絡は必要?

ここが最も注意してほしいポイントです。結論から言うと、体調不良や自己都合で受験できなかった場合、その科目は「欠席扱い=不合格」として処理されます。理由を問わず、合否判定上は受験しなかったものとして扱われるということです。

さらに意外なのが、欠席する場合でもJSPO・受験サポートセンター・テストセンターへの連絡は一切不要だという点です。「キャンセルの電話を入れなきゃ」と慌てる必要はなく、当日受験しなければ自動的に欠席扱いになります。親切さからの仕様ですが、裏を返せば「連絡しなくても欠席は成立し、不合格として確定する」ということ。ここを誤解すると「連絡すれば救済されるのでは」と期待してしまうので、正しく理解しておきましょう(以上、日本スポーツ協会の実施要項より)。

一度払った受験料は返金される?

結論として、一度納入した受験料は、欠席を含めいかなる理由でも返金されません。体調不良でもやむを得ない事情でも、返金の対象にはならないと公式に定められています。だからこそ、受験日時は無理のない現実的なスケジュールで確定させることが大切です。「3日前までなら変更できる」ルールと合わせて、体調や予定に不安がある時期は避けて予約する——この一手間が、受験料と1回分の受験機会を守ってくれます。なお、新カリキュラムの受験可能期間はATコースの初回受験から4年間、片方の科目だけ合格した場合の再受験料は半額の11,000円です。1回1回を大切に使いましょう。

受験料や申込の全体像をまだ確認していない方は、アスレティックトレーナー試験の日程・受験料・申込の全体像【JSPO公式】も先に目を通しておくと、予約の計画が立てやすくなります。

基礎と応用を同じ日に受けるときの予約の注意点は?

会場予約は基礎・応用の科目ごとに必要です。1回の予約で2科目まとめて取れるわけではないため、同じ日に基礎と応用の両方を受けたい場合は、それぞれ別々に予約枠を押さえる必要があります。

このとき注意したいのが時間の組み方です。2科目の予約時刻を重複させてはいけません。また、科目と科目の間のインターバルは最短15分と定められています。基礎・応用はそれぞれ80問120分ですから、たとえば午前に基礎、昼を挟んで午後に応用、というように十分な間隔を空けて組むのが現実的です。移動やトイレ、気持ちの切り替えを考えると、最短の15分ぴったりで詰め込むより、少し余裕を持たせた方が安心して本番に臨めます(出題数・試験時間・インターバルはいずれも日本スポーツ協会の実施要項より)。

試験当日の注意点:入場時間と本人確認書類

当日は入場が試験開始の15分前までと考えて行動しましょう。旧カリキュラムでは開始後30分までの遅刻が認められていましたが、新カリキュラムではその旨が明記されていません。明記がない以上、新カリキュラムはより厳格に運用される可能性が高いと考え、遅刻は一切できないものとして早めに到着するのが安全です。会場やテストセンターへの道のりは、前日までに調べておくことをおすすめします。

もう一つ忘れてはいけないのが本人確認書類です。顔写真付きの書類なら1点(運転免許証・マイナンバーカード・パスポートなど)、顔写真がない書類の場合は2点が必要です。当日持参を忘れると受験できない恐れがあるため、前日のうちに財布やカバンに入れておきましょう。

  • 入場——試験開始の15分前まで。新カリは遅刻が認められない前提で早めに到着
  • 本人確認書類——顔写真付き1点、または顔写真なし2点
  • 受験する科目の予約時刻——2科目なら重複させない・間は最短15分

本番の緊張感に、事前に慣れておく

手続きのルールを押さえたら、あとは中身の準備です。CBT形式の理論試験は、画面で問題を読み進める独特の環境で、紙の問題集とは勝手が違います。本番当日に初めてその緊張感を味わうより、AT模擬試験とは?種類・受け方・費用を新カリ/旧カリ別に解説で紹介しているオンライン模試などで、事前に本番同様の環境に慣れておくと落ち着いて臨めます。

実際に、本番形式に慣れておくことの効果は合格者からも語られています。

1回目は基礎が落ちてしまいました。今回2回目で、しっかり対策して挑んで無事合格しました!!!

——新カリキュラム合格者の声

ラインですぐ開ける問題はサクッとすぐできてよかったです。

——新カリキュラム合格者の声

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よくある質問

受験日時の変更は何回までできますか?

日本スポーツ協会の実施要項によると、受験予定日の3日前の23時59分までであれば、回数制限なく変更できます。ただし2日前からは一切変更できません。予定に不安がある方は、まず余裕のある日時で予約しておくのが安全です。

体調不良で受験できないときは連絡が必要ですか?

連絡は不要です。実施要項では、受験しなかった場合は自動的に欠席扱いとなり、その科目は不合格として処理されます。JSPO・受験サポートセンター・テストセンターへの連絡は求められていません。

欠席した場合、受験料は返ってきますか?

返金されません。一度納入した受験料は、欠席を含めいかなる理由でも返金されないと定められています。なお片方の科目だけ合格している場合、次回の再受験料は半額の11,000円になります。

当日に必要な持ち物は何ですか?

本人確認書類が必要です。顔写真付きの書類なら1点、顔写真がない書類の場合は2点を持参します。また入場は試験開始の15分前までが目安で、新カリキュラムでは遅刻が認められない前提で早めの到着をおすすめします。

この記事は一般社団法人ATネットワークが作成しています。JSPO公認アスレティックトレーナーの受験対策事業として、受験対策書籍の発行・オンライン模擬試験の実施・過去問解答予想の公開を行っています。

一般社団法人ATネットワーク
受験対策事業部