結論から言うと、JSPO-AT一問一答は「言葉にして答えられるか」を本番直前に確認するための教材です。この記事では、2026年9月に公開されたJSPO-AT一問一答(全9科目)を、なぜ直前期の総復習に使うのかを、予想問題集との役割の違いとあわせて整理します。すでに演習を一通り終えた受験生に向けた内容です。

五肢択一・択二は、消去法で「解けてしまう」

直前期にまず自覚しておきたいのは、五肢択一・五肢択二は、選択肢があるからこそ消去法で正解にたどり着けてしまうという点です。理論試験(CBT)は基礎・応用とも80問120分で、五肢択一と五肢択二が混在します。本番では「2つ選べ」の設問が多いとの声も複数報告されています。選択肢を見比べれば、知識があいまいでも正しそうなものを残せます。だからこそ演習で高得点が出ても、それが「本当に理解できている」サインとは限らないのです。

解答は『2つ選べ』が多い印象です

——出題内容レポートより(複数の回答者が同様の傾向を報告)

消去法そのものは本番で有効なテクニックで、その手順は五肢択二の解き方の記事で詳しく解説しています。ただし「解けた」と「言える」は別物です。直前期に埋めたいのは、まさにこのギャップです。

直前期に確認すべきは「言葉にして答えられるか」

直前期の総復習で確認すべきは、選択肢なしで、その用語や手順を自分の言葉で答えられるかです。理由はシンプルで、理解が定着していれば選択肢に頼らず答えられ、あいまいなところだけが「言えない」として浮かび上がるからです。たとえば、ある評価手順の目的を問われて、選択肢があれば選べるのに、何も見ずに説明しようとすると詰まる——そういう箇所こそ本番で失点しやすい弱点です。直前期は、この「言えない場所」を一つずつ潰す作業に時間を使うのが効率的です。

JSPO-AT一問一答とは?どんな教材か

JSPO-AT一問一答は、この「言葉にして答える」確認に特化した教材です。特徴は次の3点です。選択肢に頼らず答える形式なので、直前期の弱点あぶり出しにそのまま使えます。

  • 1ページ1問——1問に集中して、答えられるか/答えられないかを即判定できます
  • 教本参照ページ付き——あいまいだった問題は、その場で教本の該当ページに戻って確認できます
  • 科目単位で購入可(全9科目・Kindle版各1,650円)——苦手な科目だけを選んで補強できます

Kindle版なので、スマホですぐ開けるのも直前期向きです。「ラインですぐ開ける問題はサクッとすぐできてよかったです」という合格者の声もあり、スキマ時間での反復に向いています。収録内容や各科目の詳細は、Kindleストアの各巻ページで確認できます。

予想問題集と一問一答は、役割が違う

一問一答は予想問題集の代わりではありません。両者は確認すること・形式・使うタイミングが異なる、別の役割の教材です。本番形式で解く力は予想問題集で、言葉にして答える力は一問一答で鍛えます。下の表で違いを整理しました。

AT予想問題集JSPO-AT一問一答
確認すること本番形式で解ける力言葉にして答えられるか
形式五肢択一・五肢択二1ページ1問・教本参照ページ付き
使うタイミング演習期(解く力をつける)直前期(総復習・弱点確認)
購入単位問題集として科目単位・全9科目(Kindle版各1,650円)

予想問題集そのものの役割は予想問題集はなぜ必要かの記事で解説しています。順番としては、演習で解く力をつけてから、直前期に一問一答で言える力を確かめる——この流れが自然です。

演習がまだの人には、一問一答は不要です

注意点として、演習をまだ一通り終えていない段階では、一問一答は不要です。理由は、一問一答は「解く力をつける」教材ではなく、「すでにつけた知識を言葉にして確認する」ための総復習教材だからです。まだ全体像をつかめていない時期に使うと、答えられない問題が多すぎて手が止まってしまいます。まずは教本と演習で土台をつくり、本番が近づいて総復習フェーズに入ったタイミングで取り入れるのが、この教材の正しい使いどころです。

しっかり知識をインして、暗記ではなく理解することの出来る説明文や解説は役立ちました。

——新カリキュラム合格者の声

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よくある質問

JSPO-AT一問一答は何科目ありますか?

全9科目で、Kindle版が各1,650円です。科目単位で購入できるため、苦手な科目だけを選んで直前期の総復習に使えます。収録内容は各巻のKindleストアページでご確認ください。

予想問題集と一問一答はどちらを使えばいいですか?

役割が違うため、時期で使い分けます。本番形式で解く力をつける演習期は予想問題集、知識を言葉にして答えられるか確認する直前期は一問一答です。順番としては、演習で土台をつくってから一問一答で総復習する流れがおすすめです。

理論試験はどんな形式で出題されますか?

日本スポーツ協会(JSPO)の新カリキュラム理論試験(CBT)は、基礎・応用とも80問120分で、五肢択一および五肢択二が混在します。基礎・応用それぞれ7割以上で合格の科目合格制です。選択肢がある形式のため、消去法で解けても理解できているとは限らない点に注意が必要です。

→ JSPO-AT一問一答(全9科目)の詳細はこちら

この記事は一般社団法人ATネットワークが作成しています。JSPO公認アスレティックトレーナーの受験対策事業として、受験対策書籍の発行・オンライン模擬試験の実施・過去問解答予想の公開を行っています。

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