結論から言うと、JSPO公認アスレティックトレーナー(AT)の理論試験は年2回・受験料22,000円で、申込は「指導者マイページ」と「CBTS受験者マイページ」の2つのシステムをまたいで進める仕組みです。この記事では、日本スポーツ協会(JSPO)が公開している実施要項をもとに、日程・受験料・申込手続き・受験資格・科目合格制という「制度の全体像」を整理します。合格率や難易度そのものはアスレティックトレーナー試験の難易度の記事で詳しく扱っているので、ここでは「どう申し込んで、いつ受けるのか」に絞って解説します。

アスレティックトレーナー試験の日程はいつ?

理論試験(CBT)は年2回実施されます。JSPOの実施要項によると、春は5月中旬〜6月中旬、秋は11月中旬〜12月中旬に試験期間が設けられています。CBT方式のため、この期間内で自分が予約したテストセンターの日時に受験する形です。合否の発表は、試験期間が終了した月の翌月末ごろを目安としてください(例:6月中旬に終わる春期なら7月末ごろ)。年2回あるので、片方の科目を落としても次の回で挑戦できる設計になっています。正確な日付は必ず受験年度のJSPO公式実施要項で確認してください。

受験料はいくら?片方だけ合格したら?

受験料は基礎・応用の2科目で22,000円です。理由は、ATの理論試験が「専門基礎科目」と「専門科目(応用)」の2科目制になっているためで、両方を同時に受験する場合がこの金額になります。重要なのは科目合格制で、片方だけ合格した場合、次回は残りの科目のみを受験料11,000円(半額)で受け直せます。各科目とも7割以上の正答で合格です。合格済みの科目をもう一度受ける必要はないので、1科目ずつ着実に積み上げる戦略も取れます。

項目内容
受験料(2科目同時)22,000円
受験料(1科目のみ)11,000円
科目専門基礎科目・専門科目(応用)
合格基準各科目7割以上
実施回数年2回(春・秋)

試験の内容は?基礎・応用それぞれ何問?

出題は基礎・応用とも各80問・試験時間120分です。形式は五肢択一と五肢択二が混在しており、「正しいものを2つ選べ」「誤っているものを2つ選べ」といった択二問題が合否を分けやすいポイントになります。実際に受験した合格者からも次のような声が寄せられています。

解答は『2つ選べ』が多い印象です

——新カリキュラム合格者の声

この五肢択二の対策については五肢択二の解き方の記事で消去法の手順を具体的に解説しています。まずは「80問120分の2科目」という全体像を押さえておきましょう。

受験資格と受験できる期間は?

理論試験を受けるには順序があります。新カリキュラムでは①実技確認テスト(全カテゴリー合格)→②BLS(一次救命処置)の有効期限内であること→③理論試験(CBT)という流れです。旧カリキュラムは「理論→実技」の順でしたが、新カリはこれが逆になっているため混同しやすい点に注意してください。また受験可能期間は、ATコースの初回受験から4年間と定められています。この4年の中で基礎・応用の2科目を揃える必要があるため、科目合格制とあわせて逆算してスケジュールを組むことが大切です。新旧カリの違いは新カリと旧カリの違いを比較した記事でまとめています。

  • 実技確認テスト——全カテゴリー合格が理論試験の前提
  • BLS——有効期限内であることが必要
  • 受験可能期間——ATコース初回受験から4年間

申込の流れは?2つのマイページを使い分ける

ここが最もつまずきやすいポイントです。AT試験の申込は、1つのシステムでは完結しません。JSPOの実施要項を精読すると、手続きは「指導者マイページ」と「CBTS受験者マイページ」という2つの別システムに分かれています。それぞれ役割が違うため、片方だけ済ませて安心してしまうと受験できません。順序は以下のとおりです。

  1. 指導者マイページで申込・受験料の入金——まずJSPO側のシステムで受験申込と支払いを行います。
  2. CBTS受験者マイページで会場(テストセンター)予約——入金後、CBT運営側のシステムで受験する会場と日時を予約します。

申込・入金が済むと、CBT運営(help@cbt-s.com)から会場予約の案内メールが届きます。ここで特に注意したいのが、会場予約は基礎・応用の科目ごとに必要という点です。2科目受けるなら、予約も2回分。片方の予約を忘れると、その科目は受けられません。「申込はしたのに予約していなかった」という事態を避けるため、入金後は必ずCBTS受験者マイページで両科目の予約を確認しましょう。詳細な操作手順と最新の画面は、JSPO公式および案内メールの記載に従ってください。

システム役割
指導者マイページ受験の申込・受験料の入金
CBTS受験者マイページテストセンターの会場・日時予約(科目ごと)

合格した人はどう準備していた?

制度の全体像を押さえたら、あとは中身の対策です。実際に合格した方からは、丸暗記ではなく理解を重ねたこと、そして一度落ちた科目を2回目で取り切ったという声が届いています。

1回目は基礎が落ちてしまいました。今回2回目で、しっかり対策して挑んで無事合格しました!!!

——新カリキュラム合格者の声

しっかり知識をインして、暗記ではなく理解することの出来る説明文や解説は役立ちました。

——新カリキュラム合格者の声

科目合格制があるからこそ、1回目で落とした科目を次の回で確実に取り切る準備が合否を分けます。年2回・4年間という枠の中で、予想問題集やオンライン模試を使って本番形式に慣れておくと安心です。

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よくある質問

アスレティックトレーナー試験は年に何回ありますか?

理論試験(CBT)は年2回です。JSPOの実施要項によると、春は5月中旬〜6月中旬、秋は11月中旬〜12月中旬に試験期間が設けられています。合否は試験期間が終了した月の翌月末ごろに発表されます。

片方の科目だけ合格した場合、受験料はどうなりますか?

科目合格制のため、合格した科目は再受験の必要がありません。次回は残り1科目のみを受験料11,000円(2科目同時の22,000円の半額)で受け直せます。各科目とも7割以上で合格です。

申込はどこで行えばいいですか?

2つのシステムを使い分けます。まず「指導者マイページ」で申込と受験料の入金を行い、その後「CBTS受験者マイページ」でテストセンターの会場・日時を予約します。会場予約は基礎・応用の科目ごとに必要なので、2科目受ける場合は両方とも予約してください。

理論試験はいつまでに受ければいいですか?

受験可能期間はATコースの初回受験から4年間です。この期間内に実技確認テストの全カテゴリー合格を経て、基礎・応用の2科目を揃える必要があります。新カリは「実技確認テスト→理論試験」の順である点にも注意してください。

この記事は一般社団法人ATネットワークが作成しています。JSPO公認アスレティックトレーナーの受験対策事業として、受験対策書籍の発行・オンライン模擬試験の実施・過去問解答予想の公開を行っています。

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受験対策事業部