AT受験生の皆さん
受験勉強は順調ですか?
試験まであと約2ヶ月で何を勉強したら良いか解説していきます!
9月末時点の到達目標
全体得点率
過去問ではなく、模擬試験などでの得点率で
70%が最低目標です。
本番は70%後半取れば安全圏です。
夏休み終わりに模擬試験などで70%程度取ることをまずは目指しましょう。
70%に達していないと夏休み以降かなり頑張らないといけないので、危機感を持って取り組んでください。
学校での模擬試験が無い方はこちらを参考にしてください。
過去問得点率
過去問を解いた時の得点率で
90%を目指しましょう。
本番では過去問に類似した問題が半分程度出ますので、本番までにほぼ100%過去問に出題された問題を頭に入れる必要があります。
過去問類似問題を取りこぼさないだけで本番中の安心感や安定感がまるで違います。
残りの期間を考えても80%行っていないとかなり厳しいので、達していない方は夏休み中にしっかり仕上げましょう!
過去問に不安がある方はこちら
さらに、
ただ答えがわかるだけではいけません🙅♂️
『どの選択肢がなぜ間違いで、正しくは何か?』まで把握することが重要です。
過去問の勉強をしていて試験に落ちている人は答えを丸覚えするような勉強になっています。そうすると選択肢を少し変えられると対応できません。
得点率も大事ですが、何が誤っているかを確認しながら解きましょう。
この時期からは過去問がどの程度仕上がったかで勉強法が変わります👇
【過去問で90%以上取れない人の勉強】
この人は
✅本番ギリギリまで過去問を仕上げる
これを徹底して行いましょう。
教科書を読み込まないと不安になる気持ちも分かりますが、
受験生のほとんどが過去問を仕上げた状態で受験に臨みます。
ここライバルと差がついてしまうと新作問題で巻き返すのはかなり厳しいです。
✅過去問は90%以上取れる
かつ
✅どの選択肢がどのように間違えていてどう直せば正しいか理解している
この状態ができるまでひたすら過去問演習を行いましょう。
どの選択肢がどのように間違えているかを理解するにはもちろん時間がかかります。
できていない人はすぐに始めましょう。
【過去問で90%以上取れる人の勉強】
過去問が仕上がった次の段階として、
過去問をある程度復習しながら、
教科書を読み込みましょう❗️
ポイントは
✅反復
✅出そうな箇所
✅自分で問題を作る
です
反復
できれば試験までに全ての教科書を
『3周』
読みたいですね。
読み方としてお勧めなのは
『外傷』 → 『外傷』 → 『解剖』 → 『解剖』。。。
のように同じ科目を2周連続で読む方法です。
全科目読んでからもう1周だと、その頃には最初に読んだ科目の内容忘れてしまう場合が多いです。
人間は反復することで記憶が定着します。
1冊でも最初に読んだことが頭に入らないのであれば、
教科書の前半半分読んだら、もう一回読む、次に後半半分読んでもう一回読む
でも良いです。
要は読んだ内容を忘れないうちに繰り返し読むということです。
出そうな箇所
教科書を読みながら、出そうな箇所を探す上で意識して欲しいことが二つあります。
一つは
✅過去問に出ている単元のまだ出ていない箇所を探すこと
です。
例えば
腰痛椎間板ヘルニアの徒手検査方法や責任神経根の問題はよく出ています。
逆に画像診断やヘルニアの基本4型は出ていませんよね。
過去問に出たか出てないかは、過去問を勉強した皆さんなら分かるはずです!
このように過去問に出た単元だけどまだ出ておらず、選択肢になりそうな箇所を重点的にみます。
理想で言えば、過去問に出た箇所を全て教科書にマーカーを引ければ過去問に出ていない箇所が一目で分かるので効率的に教科書の読み込みができます。
時間に余裕がある人は過去問の復習がてらマーカーを今から引いてもいいでしょう。
もう一つは
✅全ての図や表に目を通すこと
です。
近年図の問題が増えてきました。それらはほとんど教本から全く同じ表や図が出ています。サービス問題なので落とさないためにも必ず全てに目を通し、細かい文字まで読みましょう。
自分で問題を作る
教科書を見ながら、過去問に出ていないところから自分で問題を作ってみましょう。
できれば友達同士で問題を作成し合うと良いです。
そうすることで友達がわからなそうな問題を頑張って考えますし、細かいところまで目を通すので勉強にもなります。
ゲーム感覚で休み時間などに気晴らしで行ってみてください。間違えると悔しいので意外と頭に残るものです。
どうしても教科書を読み込む時間がない、問題を作る時間がない人は予想問題集や模擬試験を使って時間を効率的に使うことをお勧めします。
最後に
受験生の学力は本番直前のギリギリまで伸び続けます。
最後まであきらめず受験勉強がんばりましょう!
一般社団法人ATネットワーク
受験対策事業部