いよいよ試験の月です。
この時期になると、多くの方が同じことを考えます。
「今からでも間に合うのか」「何を優先すればいいのか」——
直前期にやるべきことは、実はそう多くありません。
むしろ、この1ヶ月で新しいことに手を出すと、かえって取りこぼしが増えます。
この記事では、残りの期間で何をやり、何をやらないかをお伝えします。
※理論試験はCBT方式です(10月上旬〜11月上旬の期間内でご自身が日程を選択)。
以下はご自身の受験日から逆算してお読みください。受験日が11月上旬の方は、ここに書いてあることを1ヶ月かけて進められます。
10月末時点の到達目標
全体得点率

過去問ではなく、模擬試験などでの得点率で
77%が最低目標です。
本番は70%後半取れば安全圏です。
模擬試験などで77%程度取ることを目指しましょう。
学校で模擬試験がない方は、本番と同じ形式で1度は時間を測って解いておくことをおすすめします。
「知っているか」と「時間内に選べるか」は別の力だからです。
→ AT筆記模擬試験
過去問得点率

過去問を解いた時の得点率で
90~100%を目指しましょう。
本番では過去問に類似した問題が半分程度出ますので、本番までにほぼ100%過去問に出題された問題を頭に入れる必要があります。
過去問類似問題を取りこぼさないだけで本番中の安心感や安定感がまるで違います。
なぜ過去問なのか。
ATネットワークには、旧カリキュラムの理論試験に合格した方から204名分の報告が届いています。
そのうち「受験の際に役に立ったもの」を書いてくださった59名の回答で、いちばん多かったのが「過去問・予想解答」(20名)でした。
解答が公表されていないため、予想解答はとても役に立ちました!
——合格者の声
直前期に迷ったら、過去問に戻る。受かった方がいちばん多く挙げているのがこれです。
過去問に不安がある方はこちら
さらに、
ただ答えがわかるだけではいけません🙅♂️
『どの選択肢がなぜ間違いで、正しくは何か?』まで把握することが重要です。
過去問の勉強をしていて試験に落ちている人は答えを丸覚えするような勉強になっています。そうすると選択肢を少し変えられると対応できません。
得点率も大事ですが、何が誤っているかを確認しながら解きましょう。
最後の追い込みは過去問がどの程度仕上がったかで勉強法が変わります👇
【過去問で90%以上取れない人の勉強】
この人は
✅本番ギリギリまで過去問を仕上げる
これを徹底して行いましょう。
教科書を読み込まないと不安になる気持ちも分かりますが、
受験生のほとんどが過去問を仕上げた状態で受験に臨みます。
ここライバルと差がついてしまうと新作問題で巻き返すのはかなり厳しいです。
✅過去問は90%以上取れる
かつ
✅どの選択肢がどのように間違えていてどう直せば正しいか理解している
この状態ができるまでひたすら過去問演習を行いましょう。
どの選択肢がどのように間違えているかを理解するにはもちろん時間がかかります。
できていない人はすぐに始めましょう。
【過去問で90%以上取れる人の勉強】
先ほどの204名の報告で、過去問の次に多く挙がっていたのがAT Handbookでした(11名)。
中には、こう書いてくださった方もいます。
当日はATハンドブックのみを持って臨みました笑
要点が絞られてるので助かりました
——合格者の声
直前期に必要なのは、新しい知識ではなく「一覧で見渡せる状態」です。
表・図・数字は、教科書を1ページずつ追うより、まとまったものを何周もする方が頭に残ります。
過去問が仕上がった人は教科書の読み込みもある程度進んだでしょうか??
最後の仕上げとして、行うべきは
✅表と図に目を通す
✅数字系を仕上げる
✅よく間違える問題や苦手な問題をピックアップし再復習する
です。
表と図に目を通す
近年表や図の問題が増えています。ほとんどがAT教本に載っている図をそのまま出しているので、全ての表と図に目を通しましょう!
細かい数字や項目、表の形、グラフの意味・推移などを読んでください。
最低3周くらい読めるといいですね!
数字系を仕上げる
数字は理解して覚えることができない上、選択肢に出た場合正しいのか誤っているのか判断が難しいのでしっかり覚えておく必要があります。
例えば、
手関節背屈時の手根中央関節の関与割合は?
肘関節屈曲の参考可動域は?
運動後に必要な糖質は体重1kgあたり何g?
のような過去問に出題されている数値は特に押さえておく必要があります。
過去問をざっと見返して、数字を抑えたり、覚えにくければノートに書き出してまとめて覚えてもいいと思います。
よく間違える問題をピックアップする
人間の脳は、人によってどうしても覚えにくい単語や事柄が存在します。
そのため何回も間違えてしまったりどうしても覚えられない単語があってもおかしくないです。
過去問演習で何回も間違えてしまった問題を再復習して、本番では間違えないようにこの1ヶ月で仕上げましょう。
よく間違える問題や単語だけノートにまとめて覚えても良いでしょう。
最後に
ここまで読んで、やることが増えたと感じた方もいるかもしれません。
でも直前期にやるべきことは、過去問を仕上げることと、表・図・数字を見渡せる状態にすること。この2つだけです。
睡眠時間は最低6時間。記憶は寝ている間に保存されます。
徹夜して1問覚えるより、寝て頭を整理した方が、本番の点数は上がります。
そして——試験が終わったあとの景色を、少しだけ想像してみてください。
安心。理論が受かってるだけでこんなに安心できるとはっていう感じ
——合格者の声
この一言のために、残りの期間があります。
体調を崩さず、やってきたことを出し切ってください。
一般社団法人ATネットワーク
受験対策事業部




