AT受験生の皆さん
受験勉強は順調ですか?
試験まであと約4ヶ月で何を勉強したら良いか解説していきます!
7月末時点の到達目標
過去問はだいぶ仕上がってきましたでしょうか??
この時期は徹底的に過去問を仕上げる時期です。
教科書の読み込み、新作問題対策は後回しで大丈夫なので、まずは過去問を完璧に仕上げましょう!
全体得点率
過去問ではなく、模擬試験などでの得点率で
60%が最低目標です。
本番は70%後半取れば安全圏です。
夏休み前に60%程度取ることをまずは目指しましょう。
60%に達していないと夏以降かなり頑張らないといけないので、危機感を持って取り組んでください。
学校での模擬試験が無い方はこちらを参考にしてください。
過去問得点率
過去問を解いた時の得点率で
80%を目指しましょう。
本番では過去問に類似した問題が半分程度出ますので、本番までにほぼ100%過去問に出題された問題を頭に入れる必要があります。
残りの期間を考えても80%行っていないとかなり厳しいので、達していない方は夏休み中にしっかり仕上げましょう!
7月末まで行うこと
過去問演習
とにかく過去問演習を行いましょう。
AT教本の読み込みは効率が悪い上に分厚すぎてモチベーションが上がりにくいですよね。。
過去問は解いてくうちに正答率が上がってきて、自分の学力が上がっていることを実感できる点が大きなメリットです。
勉強する科目の優先順位
過去問演習はただ闇雲に全年度行えば良いわけではありません。
優先順位をつけて勉強する必要があります。
具体的には
出題数の多い科目で苦手な科目
です。
このグラフのように出題数にはかなり差があります。
例えばバイメカや運動生理学が苦手な方が多いですが、
そこに時間を割くよりも予防とコンディショニングや外傷が苦手であれば、これらに力を入れる必要があります。
過去問を解くだけでなく、
どの科目で点数が取れていないか?
を意識して、取れていない科目を集中的に勉強することで
過去問得点率を上げていきましょう!
本格的に勉強を始めてない方
今から勉強をし始める人は本番までとにかく過去問演習を繰り返しましょう。
時間がないので新作問題対策まで時間が割けません。。
弊社の経験では3ヶ月あれば1からでも合格した方がいます。
その方は3ヶ月間毎日過去問を200問解いていました。
この方のように、過去問だけでもなんとか合格ラインには乗ります。
ただ、確実ではないです。。
安全に合格するためには過去問対策と新作問題対策の両輪で進める必要があります。
優先順位としてはもちろん過去問対策です。
注意点
ダメな勉強法
不合格の方で多くいるのが、
過去問演習の勉強で『答えだけ丸々覚える勉強をする』人です。
例えば
この選択肢は×。この選択肢は確か○だな。。。
このような正解か正解ではないかを覚えるだけの勉強をしてる人は知識が定着しておらず、不合格者に多い勉強法です。
これだと選択肢を少し変えられたら解けませんよね。
正しくは
『各選択肢の何が間違えているか確認しながら解く』
ことが重要です。
例えば
選択肢1:縫工筋の起始は下前腸骨棘である
→ 下前腸骨棘じゃなくて上前腸骨棘だな
→ そういえば縫工筋は大腿筋膜張筋と同じ起始だな。一緒に覚えておこう
→ 選択肢2は正解だな
→ 大転子には他にも小殿筋、梨状筋も付着するな。ここは変えられても対応できるように復習しておこう
→ 似てる小転子の付着も覚えておこう。何だっけ??腸腰筋か!
のように選択肢一つ一つを確認しながら解いていきます。
具体的に言うと、
『過去問全ての選択肢で何がどう間違えているかわかる』
この状態を目指して学習していただければ本番多少変えられた問題が出てきても対応することができます。
この状態ができるまでにはかなりの時間がかかるので早めに勉強を開始することをオススメします。
あと少し勉強頑張りましょう!!
一般社団法人ATネットワーク
受験対策事業部