この記事は旧カリキュラムの理論試験を受ける方向けです。
新カリキュラムの方は新カリキュラム勉強方法のページをご覧ください。試験時期も出題科目も異なります。
AT受験生のみなさん、受験勉強は順調ですか?
理論試験はCBT方式です。検定日は10月上旬〜11月上旬。この期間の中から、ご自身で日程を選んで予約します。
つまり同じ「7月末」でも、受験日が10月上旬の方と11月上旬の方では残り時間が1ヶ月違います。
この記事は7月末を基準に書いていますが、ご自身の受験日から逆算して読み替えてください。
この時期を制する人が、秋を制します
試験本番まで、あと約3〜4ヶ月。まだ「時間がある」と感じる時期かもしれません。
ただ、この7月末の到達度が、夏休みの過ごし方をそのまま決めます。
ここで仕上がっていなければ、8月・9月をずっと「まだ足りない」状態のまま過ごすことになります。逆に、ここで目安に届いていれば、夏休みを新作問題対策や苦手分野の深掘りに使えます。
7月末時点の到達目標
全体得点率 60%

過去問ではなく、模擬試験などでの得点率です。
なぜ60%なのか。
本番の合格基準は「基礎・応用いずれも7割以上の正答」です。
本番は緊張しますし、初めて見る新作問題も出ます。そのぶん、本番より低めの数字を今の目安にしておく必要があります。
7月末で60%に届いていないと、夏休み以降にかなり頑張らないと間に合いません。危機感を持って、この夏の使い方を決めてください。
学校で模擬試験を受ける機会がない方は、本番と同じCBT形式で今の位置を測れます。
→ AT筆記模擬試験(累計1,500名以上の受験データをもとにした合格判定つき)
過去問得点率 80%

本番では、過去問に類似した問題が半分程度出ます。
ここを取りこぼさないだけで、本番中の安心感と安定感がまるで違います。
これは私たちの経験則ではありません。
ATネットワークには、旧カリキュラムの理論試験に合格した方から204名分の報告が届いています。
そのうち「受験の際に役に立ったもの」を書いてくださった方の回答で、いちばん多かったのが「過去問・予想解答」でした。
過去問の答えをアップしていただいて助かった
——合格者の声
7月末で80%に達していないと、残りの期間を考えてもかなり厳しくなります。この夏休みでしっかり仕上げましょう。
過去問に不安がある方はこちら
7月末まで、とにかく過去問演習を
AT教本の読み込みは効率が悪いうえ分厚く、モチベーションも上がりにくいものです。教科書の読み込みや新作問題対策は、いったん後回しで構いません。まずは過去問を完璧に仕上げましょう。
過去問は解いていくうちに正答率が上がり、自分の学力が伸びていることを実感できるのが大きなメリットです。
この「伸びている実感」が、この後の夏休みを乗り切るモチベーションにもなります。
優先順位をつけて解く
過去問演習は、闇雲に全年度を解けばよいわけではありません。優先すべきは出題数の多い科目で、自分が苦手な科目です。
科目によって出題数にはかなり差があります。
たとえばバイオメカニクスや運動生理学を苦手とする方は多いのですが、そこに時間を割くよりも、予防とコンディショニングや外傷が苦手であれば、出題数の多いそちらに力を入れる方が得点効率は上がります。
過去問を解くだけでなく、「どの科目で点数が取れていないか」を意識して、取れていない科目を集中的に勉強することで、過去問得点率を効率よく上げていきましょう。
【まだ本格的に勉強を始めていない方へ】
今から始める方も、合格は不可能ではありません。ただし本番まで時間が限られるぶん、新作問題対策まで手が回らないのが現実です。
本番までとにかく過去問演習を繰り返しましょう。
私たちの経験では、3ヶ月あれば1からでも合格した方がいます。その方は3ヶ月間、毎日過去問を200問解いていました。
この方のように、過去問だけでもなんとか合格ラインには乗ります。ただし確実ではありません。
安全に合格するには、過去問対策と新作問題対策の両輪で進める必要があります。優先順位は、もちろん過去問対策からです。
ダメな過去問演習に注意してください
不合格の方に多いのが、過去問演習で『答えだけ丸ごと覚える勉強をする』人です。
「この選択肢は×」「これは確か○だったな」——このように正解・不正解だけを覚える勉強は知識が定着せず、不合格者に多い勉強法です。選択肢を少し変えられただけで、解けなくなってしまいます。
正しくは『各選択肢の何が間違っているかを確認しながら解く』ことが重要です。
たとえば「縫工筋の起始は下前腸骨棘である」という選択肢なら——
「下前腸骨棘ではなく上前腸骨棘だな」→「縫工筋は大腿筋膜張筋と同じ起始だったな、一緒に覚えておこう」→「大転子には小殿筋・梨状筋も付着するから、そこも変えられて出ても対応できるように復習しておこう」——というように、選択肢のひとつひとつを確認しながら解いていきます。
具体的には、『過去問全ての選択肢で、何がどう間違っているか説明できる』この状態を目指してください。この状態まで持っていければ、本番で選択肢が多少変えられても対応できます。
ただし、この状態を作るにはかなりの時間がかかります。早めに勉強を開始することをおすすめします。
合格された方は、こう振り返っています
筆記の模試と実技の練習動画がすごく役立ちました。
——合格者の声
模試で今の実力を測り、過去問で穴を埋めていく。特別な勉強法ではなく、この積み重ねが合格につながっています。
最後に
7月末の状態が、8月・9月をどう過ごすかを決めます。
今日この記事を読んで、まだ過去問に手をつけていない方は、今日1問だけでも解いてみてください。
あと少し、勉強頑張りましょう。
一般社団法人ATネットワーク
受験対策事業部
JSPO-AT受験対策教材シリーズ 累計12,000部以上
2024年度は専門学校22校・大学25校・競技団体46団体でご利用いただきました
合格報告をくださった方 204名



